2016年8月3日水曜日

【合格体験記】文学部前期一般入試 ~センター試験で無残も凡事徹底で二次挽回~

 私が大学受験を意識し始めたのは中学三年生のことだった。自分の将来の夢をジャーナリストに決め、大学を調べ、自分の夢を叶えることができるであろう、ある大学に向けて勉強を始めた。




 筆者が特に力を入れて勉強した教科は世界史だった。もともと世界史が好きであったのと、二次試験の配点の割合が高かったためだ。筆者の勉強方法は高校で教材として使っていた問題集を必死になって覚え、論述問題は解いたら先生に採点してもらうというものだった。また、歴史の用語や英語の単語は早いうちから空いた時間等を利用して覚えるようにした。

 ところで、本学のオープンキャンパスに来ている皆さんはもう気付いているだろうか。本学文学部は世界史を使って二次試験を受験することはできない。筆者の志望校はもともと東北大学ではなかったのだ。

 筆者が志望校を変えたのはセンター試験が終わった後だ。自信があった科目で思うように点が取れず、さらにその科目は最初の志望校で配点が高い科目だった。二次試験で挽回することも考えたが、模試でもよい点数が取れていなかったので志望校を東北大学文学部に変更することを決めた。

 本学文学部は筆者がもともと志望していた学校よりも難易度が低かった。そのため、センター試験後から始まった二次試験の勉強期間で、勉強への意識が著しく下がってしまった。学校での自習の時間はほとんど勉強せず、家での勉強にも身が入らなかった。

 そのままの気持ちで受験当日を迎え、何とか合格して現在に至る。筆者がセンター試験後に酷い状態になりながらも合格ができたのは、日頃の積み重ねのおかげだったと思っている。授業をしっかり受け、宿題をちゃんと提出する。凡事徹底の姿勢が確固たる学力を作り上げるのだ。勉強を始めるのに遅いということはない。

 受験勉強は辛く、苦しい。しかし、その経験は間違いなく人生の糧となると思う。諦めずに頑張ってほしい。

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