2016年7月28日木曜日

【さぁくるどうでしょう】特別編―学友会報道部

 今、皆さんが目にしている「東北大学新聞」は、37人の部員たちのジャーナリズム魂の結晶だ。そう、日夜、東北大学内外の情報を集めて、全国の読者にニュースを発信し続ける彼らこそ、学友会報道部だ。






 報道部は年11回、東北大生が愛読してやまない「東北大学新聞」を発行している。休暇中を除く毎月1回の通常号と、オープンキャンパスや入学式などで配布される特別号は、それぞれホットな話題を読者に提供しつづけてきた。

 また、取り上げた記事は毎日更新する報道部のホームページで世界中に発信。先月、ついに20万レビューを突破。今や日本人の600人に1人が読むニュースサイトの運営もしている。

 報道部の新聞は、部員の目と足と頭とコミュニケーション力と文章力とセンスとネタを見つける嗅覚と強めの肝臓と徹夜ができる体力と……(略)。求められる素質は多いが、中田哲哉編集長(法・3)は、「良い意味で色濃い人が集まっていて、それが紙面の面白さにつながっています」と笑顔を見せる。

 取材のアポ取りやインタビュー、記事や紙面編集など、新聞作りは部員一人一人の手にかかっている。その分、学ぶことが多く、やりがいがあるという。 

 中田さんは報道部の魅力について「いろいろな情報に触れ、それらを深く知れることです」と話す。中田さんは3年間の報道部での活動で、最高裁判所の池上政幸判事や仙台在住の作家伊坂幸太郎氏などの著名人とインタビューを経験した。

 「報道部の認知度アップ。多くの人の目に触れて、いろいろな情報を東北大学新聞から知ってほしいです」と中田さんは報道部の今後の姿を見据えている。報道部は今年で復刊50周年。現在は通常号で「50周年記念企画」を連載し、これまでの歴史を振り返り、これからの姿を思い描いている。

 オープンキャンパスに来場した皆さん。東北大学新聞をお読みいただきありがとうございました。来る春、報道部どうでしょう。

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